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2016-04-19

Vol.14 地震の恐怖Part2

■地震の恐怖Part2

現状建物の耐震診断についてお知らせします。

■既存建物の耐震診断

現在、自分の住んでいる建物はどの程度の耐震性を持ち合わせているのか?
それを知る検査は何通りかあります。ここでは構造が木造である事を前提に、私がお薦めしている検査を紹介します。

検査方法の名称は「動的耐震診断」という物です。
どんな検査かと申しますと、まず建物に小型機械を設置します。
その機械は建物に微小の振動を与える事ができます。
その振動を元に各部の揺れ方等をデータに採って分析。
そのデータによって既存建物の危険箇所を探す、と言うものです。
当然、建物全体の「安全度」「危険度」が数値によって明らかになります。
我々建築家の経験や技術によって判断する事もありますが、データの裏づけと共に判断する事により、さらに安全な耐震補強設計が可能になります。

上記で紹介した耐震診断の価格は、建物規模・形状により、測定ポイント数などが変わりますので一概に申し上げる事はできません。
目安として、2階建ての住宅で15万円から可能です。
診断測定後、データ解析として約2週間の時間が必要になります。

診断結果によっては、補強工事では安全が確保できずに建替えが必要なケースが出る事もあります。残念ながら、補強工事はあくまでも補強であり、必ずしも新築同等の強度を得られる場合ばかりでは無いのです。

それを恐れずに、具合が悪い部分は早く医者に見せて治療する事が大切です。手遅れになてしまっては、後悔するだけ。

「住まいの町医者は、地元の工務店」です。

■耐震補強工事

耐震補強はどのように行われるのか?基本的には弱い部分と強い部分との関係を強化しながら建物全体の強度を増していく方法がとられます。

例1) 屋根→その直下階(2階または3階)
2階→1階
1階→基礎
基礎→地盤

例2) 壁→柱、梁
梁→柱
柱→土台
土台→基礎
基礎→地盤

といった具合です。
やはり建物の構造的な全ての基本は「地盤」にあることがお分かりいただけると思います。
強い建物を完成させる為(コツというか正しい考え方)には、仕上げからより遠い部分にお金をかけることが必要なのです。
しかし全体のバランスも重要です。柱だけが不必要に太くても意味がありません。
その建物の規模に合った、構造材の選定・補強材の取り付け方が大切です。
これもデータを見ながら選べば安心ではないですか?

基礎と柱を連結する金物を使った耐震補強が増えています。
柱が充分な強度を発揮できるようにする為の補強です。
これを取り付けるためには前提があり、それは基礎がその力に耐え得る強度があってこその補強ですから、基礎の劣化等まできちんと検査して施工しなければ意味が無いでしょう。

■何と言っても技術力

建築は材料の良し悪しもさることながら、技術力に頼る割合が非常に大きくなります。
取り付け方一つで強度は大きく変わってきます。
データはあくまでも参考にする物であり、実際の強度は取り付ける技術力に頼るしかありません。
では、一般の素人である皆様がその技術力をどこで見分ければよいか?
答えは一つ。その技術者が実際に手掛けた建物を見に行く事です。

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